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マンション選びの際はエレベーターに注目しよう!評価のポイントを解説

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マンション選びの際はエレベーターに注目しよう!評価のポイントを解説

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。

マンションのエレベーターは、ほぼ毎日使うことになる設備です。共用部分の中でも重要性が高いため、マンション選びの際には使い勝手をチェックしなければなりません。ここでは、マンションのエレベーターの評価ポイントを解説します。

マンションのエレベーターの評価1:設置されていないことはある?

【居住者の声】

理想的なマンションを購入するため、大小問わずさまざまなマンションを見学しています。それで気づいたのですが、小規模なマンションではエレベーターが設置されていないこともあるようです。何か設置の基準のようなものがあるのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

建築基準法の定めにより、高さ31m以上の建築物にはエレベーターを設置する義務があります。また、自治体によっては条例で設置義務を定めている場合もあるでしょう。これらのルールから外れたマンションには、エレベーターを設置しなくても構わないので、小規模なマンションでは設置されていないことがあるわけです。

エレベーターが設置されていなければ、当然維持コストがかかりませんから、管理費が相場より安くなる可能性があります。とはいえ、3階や4階程度の移動でも、エレベーターを使いたい方は多いでしょう。自分の体力や生活パターンと相談して、エレベーターの必要性を判断してください。

マンションのエレベーターの評価2:適切な台数はいくつ?

【居住者の声】

いろいろなマンションを見て回ったところ、エレベーターの設置台数はバラバラであることに気がつきました。小規模でも複数のエレベーターが設置されていることもあれば、大きなマンションなのにエレベーターが1つしかないこともあるのです。エレベーターの設置台数に関するルールはあるのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

今のところ、エレベーターの設置台数を定めた法律はありません。一般的には、50戸につき1台は必要とされていますが、マンションの構造や居住者数によってはもっと必要になることもあるでしょう。

戸数に対してエレベーターの数が足りていないと、渋滞などの問題を引き起こす可能性があります。とはいえ、エレベーターには維持コストがかかりますから、多すぎれば管理費が高くなってしまうでしょう。マンションを購入する時は、エレベーターの台数や大きさが適切なのかをよくチェックしてください。

マンションのエレベーターの評価3:部屋からの距離

【居住者の声】

マンションの情報を集めて、ようやく自分の理想に近い物件を発見しました。エレベーターの台数も、40戸につき1台と十分です。しかし、エレベーターの位置が妙に偏っており、エレベーターホールから遠い部屋があるのが気になります。大丈夫でしょうか?

【マンション管理 対応のポイント】

エレベーターホールが部屋から遠すぎると、重い荷物を持ち運ぶ時の負担が大きくなります。まずは、買い物帰りなどの荷物を想定して、自分が無理なく持ち運べる距離を測ってみましょう。エレベーターホールから最も遠い部屋が、無理なく運べる距離の範囲内なら、問題なく生活できると考えられます。台数と合わせて、総合的に評価を下してください。

まとめ:エレベーターはマンションの利便性に大きく関わる!

エレベーターの台数や性能が適切なら、マンションの利便性は大きく高まります。高層階になるほど、エレベーターの重要性は増していくでしょう。マンションを購入する際は、エレベーターの使い勝手にも目を向けてみてください。