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さまざまなものが出入りする重要な部分。マンションの窓の知識

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さまざまなものが出入りする重要な部分。マンションの窓の知識

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。

どんなマンションの部屋でも、必ず1ヶ所はついているのが窓です。採光や断熱など、さまざまな要素に関わってくるため、その存在感は決して小さくありません。今回は、マンションの窓に関する知識を紹介します。

マンションの窓の知識1:実は共用部分である

【居住者の声】

半年ほど前に今のマンションに入居したのですが、どうにも冷暖房の効きが悪いようです。寒くなるにつれて窓が結露するようになったため、おそらく窓の断熱能力が低いのでしょう。思い切って断熱ガラスにリフォームしようと思うのですが、部屋の中のことですから自由に行なって構いませんよね?

【マンション管理 対応のポイント】

意外と知られていませんが、実は窓ガラスや窓枠は共用部分です。窓は光・熱・音・空気などの出入り口であり、マンションの外観や防犯にも関わるため、安易に交換されることがあってはなりません。そのため、リフォームをする時には管理組合の許可を得なければならないのです。まずは管理組合に確認を取り、申請の方法を調べてみてください。

マンションの窓の知識2:二重窓ならリフォームも簡単

【居住者の声】

近くの道路を走る車の音がうるさくて仕方がないため、結露や暑さへの対策も兼ねて、高断熱複層ガラスを入れようと思っています。しかし、窓をまるまる取り替えるとなると、工事に時間がかかってしまうかもしれません。簡単に終わらせる方法はありませんか?

【マンション管理 対応のポイント】

内窓を取り付けて二重窓にしてみてはいかがでしょうか。原理としては複層ガラスと同じなので、防音や断熱、さらに防犯にも効果を発揮します。しかも、現在の窓をそのまま残せるため、工事はとても簡単で費用も安価なのです。DIYで自作することもできるため、ぜひ検討してみてください。

マンションの窓の知識3:割れた時の修繕費は誰が負担する?

【居住者の声】

先日の台風で何かが飛ばされてきて窓にぶつかったらしく、窓にヒビが入ってしまいました。窓は共用部分だと聞いたのですが、修繕費は管理組合で負担してもらえるのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

マンションの規約次第ですが、基本的には居住者の負担であることが多いと思われます。マンションの窓は確かに共用部分ですが、同時に専有使用が認められている部分でもあり、日常的な維持管理は居住者が行わなければなりません。だからこそ、許可さえ取ればリフォームも可能になるのです。

もちろん、自分に責任がないにも関わらず修繕費を出さなければならないことに、不満を覚える方もいるでしょう。状況によっては、管理組合で修繕費を負担してもらえる可能性もありますから、リフォームの時と同様に確認を取ってみてください。

まとめ:窓に注目してマンション生活を快適にしよう

窓をピカピカに掃除すれば、景色がよく見え日光も入ってきて気持ちがいいものです。さらに、断熱性能や防音性能の高い窓にリフォームすれば、マンション生活もより快適になるでしょう。想像以上に重要な役割を果たしている部分なので、ぜひ一度目を向けてみてください。