維持管理も節電も大切。マンションの電灯設備

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。
マンションの電灯設備は、夜でも安全にすごすために欠かせない存在です。切れたらすぐに交換しなければならないのはもちろんですが、節電などにも目を向けなければなりません。ここでは、マンションの電灯設備に関する知識を紹介しましょう。
マンションの電灯設備の知識1:切れたらすぐに連絡!
【居住者の声】
マンション内の廊下の電灯が、1つ切れかかっていました。そのうち交換されるだろうと思っていたのですが、対応されないまま時間が過ぎ、やがて切れてしまいました。通行に差し支えるほどではないのですが、どこかに連絡した方がいいのでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
1ヶ所消えた程度では、確かに大きな問題にはならないでしょう。しかし、それが常態化すると維持管理が疎かになっていき、あちこちの電灯が消えたままになる可能性があります。管理会社の人も定期的に点検していると思われますが、もしかすると見逃しているのかもしれません。いつまでも交換されない場合は、管理員が常駐しているなら管理員に、そうでなければ管理会社に連絡するのが望ましいでしょう。</div>
マンションの電灯設備の知識2:おすすめの節電方法
【管理組合の声】
マンションの電気料金を少しでも節約するため、節電に注力することになりました。とはいえ、電灯をこまめにつけたり消したりするのは手間がかかります。どうすればいいでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
マンションでできる主な節電方法としては、以下のようなものがあります。
- センサー式電灯
人が通りかかった時にのみ点灯します。あまり人が通らない場所におすすめです。
- LED
同じだけの時間点灯していても、蛍光灯より電気代がかかりません。
- タイマー式電灯
設定した時間になると点灯・消灯する電灯です。季節に合わせて調整することで無駄を減らせます。
いずれの場合でも、導入には一定の費用がかかるため、複数の会社から見積もりを取るなどしてじっくりと準備を行いましょう。
マンションの電灯設備の知識3:LEDでの虫よけ
【管理組合の声】
外廊下の電灯に虫がたかり、とても不快だという声が多く上がっています。死骸が毎朝落ちているため、掃除も大変です。まさか電灯を消すわけにもいかないのですが、マンションとして何かできることはないでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
虫を防ぐ手段はいくつかありますが、意外な方法の1つがLEDへの切り替えです。虫は電灯が発する紫外線に引き寄せられているのですが、LEDは紫外線をほとんど出さないため、虫が集まりにくくなります。節電にもなり一石二鳥なので、理事会や総会の議題としてみてはいかがでしょうか。
まとめ:いつも明るい電灯で、マンション生活も安全に!
電灯設備は、私たちに安全で快適な生活をもたらしてくれます。長期間切れているなどの問題があれば、すぐに管理組合に連絡し、明るいマンションを保ちましょう。