ぐっすり眠って元気に!マンションの寝室の工夫

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。
快適な睡眠は、健康的な日々を送るために欠かせません。しかし、「なぜかぐっすり眠れない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、睡眠の質を高めるための、マンションの寝室でできる工夫を紹介します。
マンションの寝室の工夫1:ベッドは隣家の壁を避ける
【居住者の声】
ベッドで寝ていると、人の話し声のようなものや振動が伝わってきます。気になってぐっすり眠ることができません。防音が不十分な古いマンションですから、仕方ないのでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
ベッドを壁にぴったり付けて配置していないでしょうか。マンションの壁や柱は多くの部屋とつながっているため、かなり遠くの騒音や振動も伝わってきます。隣家と接する壁なら、隣家の物音がはっきり聞こえてしまうこともあるかもしれません。ベッドはできるだけ壁から離すといいでしょう。どうしても壁に接してしまうなら、少しだけ隙間を空けるか、耳が壁を向かないようにするのがおすすめです。
マンションの寝室の工夫2:窓はない方がいい?
【居住者の声】
私の寝室は蒸し暑く、夏場は特に寝苦しいので困っています。家に帰ってきたあと、大きな窓を開けて換気をしてもあまり効果がありません。なぜなのでしょうか?
【マンション管理 対応のポイント】
室内の熱の多くは窓から出入りします。大きな窓があれば、たとえ閉まっていても熱が入り込み、夕方以降に換気をしても冷え切らないことがあるのです。また、窓は騒音の出入り口にもなるため、快眠のためには何らかの対策をしなければなりません。
そこで、遮光カーテンや遮熱カーテン、遮音カーテンなどを使い、光・熱・音を適度に調整しましょう。もちろん、窓のない部屋を寝室にしても構いませんが、この場合は換気に気を使う必要が出てきます。時にはドアを開け放ち、サーキュレーターなどを活用して空気を入れ換えてみてください。
マンションの寝室の工夫3:睡眠専用の部屋にしてみる
【居住者の声】
部屋の大幅なレイアウト変更を検討しています。特に悩んでいるのが寝室の扱いで、今は少し広すぎるのではないかと感じているのです。マンションなのであまり大掛かりな工事は避けたいのですが、寝室の作り方のおすすめはありますか?
【マンション管理 対応のポイント】
いろいろな考え方があると思われますが、「睡眠専用の部屋を作る」という方法があります。余計なものを一切置かず、睡眠に集中しやすい環境を整えることで、睡眠の質を高めるのです。部屋が広いのであれば、一角をパーテーションや間仕切りカーテンで切り取り、最低限の空間にベッドとスタンドライト程度を配置してみましょう。カプセルホテル感覚で眠ることができます。
まとめ:マンションの寝室を、一工夫で快適にしよう
睡眠不足は、健康はもちろん仕事や家事にも大きな影響を与えます。毎日楽しく生活するためにも、マンションの寝室のあり方を改めて考えてみましょう。