老後の暮らしを考えマンションを選んだ理由

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。
今回は、老後の暮らしを考えて、マンションに住むことを選んだ方にお話を伺いました。
老後の暮らしを考える時、気になるのは住まいのこと
年を重ねていくごとに、自分の「老後」というものを考えることも増えてきました。
老後の暮らしで気になることは、やはり「住まい」のこと。
今は家族がいても、子供はいずれは巣立っていき、パートナーも自分より先に亡くなるかもしれません。
最後は「一人」ということまでを想定して考えておくことが必要なのかもしれません。
老後の暮らし、一戸建てのメリット、デメリット
老後の住まいを一戸建てにするのか、マンションにするのか考えた時、自分にとってどのようなメリット、デメリットがあるか考えてみました。
一戸建てのメリット
- 自由度が高い
自分の家ですから、マンションのように共有スペースやルールなどなく暮らせます。外壁の色も好きな色に塗ることだって可能です。
- 物音、騒音の心配がない
マンション暮らしと違って上下階の人の物音、騒音などの心配がありません。早朝、夜中と生活パターンが違う住人が出す生活音に悩まされるということがありません。
- ペットを飼える
庭があるので、大型犬を飼うことができます。マンションの場合はペット可ではあっても、庭がないので飼える動物が限られてきます。
- 庭でガーデニングを楽しめる
庭で花を植えたり、野菜を育てたりとガーデニングを楽しむことができるのが魅力。
一戸建てのデメリット
- 自分ですべて対応しなければならない
門が壊れた、窓ガラスが割れた、このような時自分ですべて対応しなければなりません。
- 防犯面で不安がある
老後、一人暮らしを想定した時に一戸建ての場合防犯面で不安があります。
- 広くて掃除、手入れなど管理が大変
一戸建ての場合、部屋だけでなく、庭や家の周り(外壁、門)など掃除、手入れなどの管理が大変です。
老後の暮らし、マンションのメリット、デメリット
老後一人になったと想定してマンション暮らしのメリットとデメリットはどんなものがあるでしょう。
マンションのメリット
- 玄関の鍵をかけたらそのまま出かけられる
高層階に住めば、窓から侵入される、覗かれるといった心配が少なく玄関の鍵をかけたらそのまま出かけられるという便利さがあります。
- 何かあったら管理会社に頼れるという安心感がある
何かあった時に管理人さん、管理会社に頼ることができるという安心感があります。
- 小さい部屋を選べば、掃除が楽
広くない部屋、小さい部屋を選べば掃除も楽です。
- 庭木の手入れなど必要がない
庭がないので、庭木の手入れなどの必要がありません。
マンションのデメリット
- 庭がない
1階で庭がある部屋もありますが、2階より上の階の部屋は基本的に庭がありません。
- 管理費、修繕費などお金がかかる
分譲マンションでローンが終わっていても毎月の管理費、修繕費積み立て、固定資産税などお金はかかります。
- 上下階の住人の騒音などの不安がある
上下階の住人の騒音などに悩まされるかもしれないという不安があります。
まとめ:自分がどう生きたいのかを考える
一戸建て、マンション、それぞれにメリット、デメリットはあります。
そこで、自分は老後にどのような生き方をしたいのか考えてみました。
- 物を減らして、身軽に生きたい
自分が亡くなった後に子供や孫に片付けなどの迷惑をかけたくない。
- 便利な場所に暮らしたい
寂しい場所は嫌、自分に何かあった時に誰かに気がついて欲しい、買い物、病院など歩いて行ける距離がいい。
- 労力をかけたくないので小さな部屋がいい
体力が今よりも落ちるかもしれないと想定して掃除が楽な小さめの部屋がいい。
- 植物は外に出かけて楽しむ
庭仕事も体力がいつまであるかわかりません。公園や山に出かけて自然を楽しむと、割り切る。
以上のことから、老後の暮らしを考えたら、便利な場所にある手頃な広さと値段のマンションが自分には合っていると思いました。
もし二世帯、三世帯で暮らすという場合だったらまた違ったかもしれません。
しかし、いずれは一人になる時が来るかもしれないと考え、一戸建ては広すぎる、管理が大変すぎると思いました。