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恐怖の「黒いアレ」にはどう対抗する?マンションでのゴキブリ対策

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恐怖の「黒いアレ」にはどう対抗する?マンションでのゴキブリ対策

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。

さまざまな害虫の中でも、特に苦手とする方が多いのがゴキブリです。突然現れた時の対処法はもちろん、部屋への侵入を防ぐ侵入事態を防ぐ方法はあるのでしょうか。今回は、マンションでのゴキブリ対策について解説します。

マンションのゴキブリ対策1:叩き潰すのは避けるべき

【居住者の声】

先日、部屋にゴキブリが出たのですが、どうすべきか迷っているうちに見失ってしまいました。これなら、スリッパか新聞紙ですぐに叩き潰してしまった方がよかったかもしれません。ゴキブリを潰すことに問題はないのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

ゴキブリを潰して退治することは、基本的にはおすすめできません。ゴキブリはさまざまな菌を持っており、潰すと周囲が汚染されてしまう可能性があるからです。殺虫スプレーなどで弱らせたあと、紙やビニール袋で包み、封をして捨てるのが望ましいでしょう。やむをえず叩き潰した場合は、周辺をアルコールやウェットシートできれいにしてください。

マンションのゴキブリ対策2:暖かい季節は特に注意

【居住者の声】

ゴキブリの出現に備えて、殺虫スプレーや罠型の駆除剤を常備しておこうと思っています。いざという時に切らしてしまうのが怖いので、十分な数を用意しておきたいのですが、ゴキブリが出現しやすい季節というのはあるのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

ゴキブリは、20℃~25℃程度の気温で最も活発になります。春先から警戒を始め、6月~9月ごろには最も注意すべきだといえるでしょう。一方、10℃以下の寒い環境では動きが鈍くなります。北海道ではあまりゴキブリを見かけないとされるのもこのためです。

ただし近年では、暖房に加えて断熱性能の高いマンションが普及し、冬でも家の中は快適な環境になっています。そのため、ゴキブリの生息域も徐々に北上しており、北海道でも出現するケースが増えているのです。季節や場所を問わずに出現すると考えておくのが望ましいでしょう。

マンションのゴキブリ対策3:ゴキブリが出ない部屋にする方法

【居住者の声】

最近、3日連続でゴキブリと格闘する羽目になり、流石に嫌気がさしてしまいました。このまま続くようなら、別のマンションに引っ越したいくらいです。ゴキブリが出るのを根本的に防ぐ方法はあるのでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

最も重要なのは、やはりゴキブリが住みにくい部屋にすることです。ゴミを溜め込まないのはもちろん、目の届きにくい隙間もしっかりと掃除を行いましょう。ゴキブリは湿気を好むので、水周りを十分に拭いて乾燥させておくことも大切です。

また、ゴキブリはほんの数mmの隙間からでも侵入してきます。ドアの下の部分など、侵入経路になりそうな隙間があれば、市販のテープを使うなどして塞いでしまいましょう。エアコンの排水ホースも侵入経路となりえますが、これを塞ぐわけにはいかないので、室外機の近くに罠タイプの駆除剤を仕掛けるなどして対応してください。

まとめ:清潔な家を作ってゴキブリの出現を防ごう

最近のマンションは気密性が高くなっていますが、それでもゴキブリはあらゆる隙間から侵入してきます。衛生状態のバロメーターでもありますから、たとえ平気な方でも軽く見ないことが大切です。しっかりと対策を行い、ゴキブリの出ない家を作りましょう。