高層階と似た環境が魅力。高台のマンションの特徴

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。
マンションは、街の中心部や郊外、広い土地に狭い土地、海の近くから山の麓まで、いろいろな場所に建てられています。その中でも、なかなかメリットが多く人気を集めているのが、高台に立つマンションです。今回は、高台のマンションの特徴を紹介します。
高台のマンションの特徴1:高層階に近い条件で住める
【居住者の声】
私は昔から、高層マンションでの生活に憧れていました。しかし、どのマンションでも高層階は価格が高く、手が届きそうにありません。やはり、お金がないと高い場所での生活は難しいのでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
高層マンションではなく、高台のマンションを購入するという方法があります。マンションそのものが周囲に比べて高い場所にあるため、3階や4階程度の階層でも、高層階と同じような条件が得られるのです。「高層階に住む」というステータスではなく、眺望のよさなどの実利面を重視する方にとっては、おすすめできる選択肢といえます。
高台のマンションの特徴2:日当たり良好、洪水の被害も受けにくい
【居住者の声】
近くで1番高い場所にあるマンションを訪れてみたところ、確かに眺望がいいのに驚きました。確かに魅力的ではあるのですが、それだけで高台の物件を購入するわけにはいきません。他に何かメリットはないのでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
高台のマンションは、眺望以外のメリットも高層階とほぼ同じです。たとえば、周囲の建物が壁となりにくいため、風通しや日当たりがよくなります。台風などによって洪水が発生しても、高台にあれば被害を受けにくいのです。
また、マンションの高層階の場合は、災害発生時に避難しにくい・閉じ込められるといったリスクがあるのは否定できません。しかし高台のマンションなら、あまり高くない階層に住んでさえいれば、災害時にも避難しやすいのです。高層階のメリットを享受しつつ、一部のデメリットを解消できている物件といえるでしょう。
高台のマンションの特徴3:都会にも高台はある!
【居住者の声】
私は東京に住んでいるのですが、高台のマンションに興味を持ったので、引っ越し先の候補に入れようと思います。しかし、東京で高台といわれても、パッと思いつく場所がありません。どこも同じような高さに感じるのですが、都会でも高台はあるのでしょうか?
【マンション管理 対応のポイント】
高層ビルがたくさんあって気づきにくいかもしれませんが、都会でも高台はたくさんあります。東京でいえば、高級住宅地として知られる田園調布や、副都心である新宿周辺も高台です。また、いわゆる「山の手」である四谷・麻布・赤坂・麹町なども高台に位置しています。
ちなみに、新宿が今のような発展を遂げたのは、武蔵野台地にあって地盤が非常に強く、関東大震災の被害をほとんど受けなかったことが大きな要因です。このような歴史的経緯に注目しつつ、物件を探すのも面白いのではないでしょうか。
まとめ:高台のマンションは、選択肢に入れる価値あり
マンションの立っている土地は、マンションライフに大きな影響を与えます。高台はメリットの多い場所ですから、選択肢に入れておいて損はありません。いろいろな物件を比較検討して、理想的なマンションを見つけてください。