爽やかな風が吹き抜ける!風通しのいいマンションの魅力

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。
みなさんは、部屋が暑苦しいので窓を開けても、まったく風が入ってこなくて困った経験はありませんか? 快適で居心地のいい空間を作るためには、風通しのよさは重要な要素です。今回は、風通しのいいマンションの魅力や、風通しのいい物件の見極め方を紹介します。
風通しのいいマンションの魅力1:家の寿命や健康にも影響する
【居住者の声】
新しいマンションを探しているのですが、不動産屋さんから「この場所はとても風通しがいいので……」というセールストークをよく聞きます。風通しのよさというのは、そんなに重要なものでしょうか。暑ければエアコンをつければいいと思うのですが……。
【マンション管理 対応のポイント】
確かに真夏であれば、エアコンに頼らざるをえないことも多いでしょう。しかし、「ちょっと蒸し暑いかな」という程度の時期であれば、爽やかな風を取り入れるだけで十分ということも多いのです。心地よい風を身体に受け、さらに湿度が低下すれば、体感温度はかなり下がります。
また、家を守り健康的な生活を送る上でも、風通しのよさは重要です。風通しが悪く湿気がこもりやすい部屋は、どうしても結露が発生しやすくなり、壁や床の劣化を早める可能性があります。さらに、湿気を好むダニやカビが発生して衛生環境が悪化し、アレルギーを引き起こすこともあるのです。風通しのよさは、想像以上に重要であると考えてください。
風通しのいいマンションの魅力2:部屋の位置や窓の配置に注目
【居住者の声】
私はジメジメした部屋が大嫌いなので、なるべく風通しのいい部屋に住みたいと考えています。風通しの良し悪しを、購入前に判断する方法があれば教えてください。
【マンション管理 対応のポイント】
一般的に、フロアの端にある部屋は窓の数が多いため、風通しがよくなりやすいと考えられます。前の廊下をあまり人が通らないので、人目を気にせずに玄関のドアを開放しやすいのもメリットです。室内や玄関のドアを開けることで、風が吹き抜ける通り道を作れる間取りなら、さらに風通しがよくなります。
また、窓のついている方角にも注目してください。一般的に、夏場は南風が吹きやすいのですが、周辺の地形などによっては違う場合もあります。その地域の風を最も取り入れやすい窓の配置を調べてみましょう。
風通しのいいマンションの魅力3:リフォームで風の通り道を作ろう
【居住者の声】
私の部屋は間取りが悪いのか、窓を全開にしてもあまり風通しがよくなりません。リフォームで解決することはできるでしょうか。
【マンション管理 対応のポイント】
風通しをよくするリフォームの基本は、壁を取り払ったりドアを増設したりして、風が一直線に抜ける道を作ってあげることです。また、室内窓をつけるという方法もあります。暖かい空気は上昇する性質があるため、部屋の上の方に窓をつければ、上部に溜まった暖かい空気が抜けていきやすくなるでしょう。
まとめ:風を取り入れてマンション生活を快適にしよう
最近はエアコンの性能が飛躍的に高まっていますが、やはり自然の風には独特のよさがあります。マンションを選ぶ時は、自然の風を最大限に取り入れられるよう、立地や間取りに目を向けてみてください。