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このままだと家に入れない!マンションの部屋の鍵が開かない時の対応

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このままだと家に入れない!マンションの部屋の鍵が開かない時の対応

こんにちは。マンション管理カレッジがお届けするマンション管理ブログです。

みなさんは、マンションのドアにいつも通りキーを差し込んだ時、鍵が開かなくて困った経験はありませんか? そのままでは部屋に入ることさえできないので、早急に何とかしなければなりません。今回は、マンションの部屋の鍵が開かない時の対処法を紹介します。

鍵が開かない時の対応1:強行突破はNG

【居住者の声】

先ほど帰宅したのですが、いくらキーを回しても部屋の鍵が開きません。もうすでに遅い時間なのでとても不安です。とにかく中に入りたいのですが、力ずくで鍵を壊してしまっても構わないでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

鍵を破壊して中に入るのはおすすめできません。分譲マンションの鍵は基本的に専有部分であり、壊れた時の修理費は居住者が負担することになるからです。一部のマンションでは共用部分として扱われていますが、自分で壊した場合は修理費を負担してもらえない可能性が高いでしょう。

また、鍵を壊してしまえば、修理が終わるまで部屋に鍵がかけられない状態になります。これは防犯上、大いに問題があるといわざるをえません。まずは落ち着いて、他の方法を考えるのが望ましいでしょう。間違った鍵を使っていないか、回す方向が逆ではないかといったことも確認してみてください。

鍵が開かない時の対応2:なるべく鍵屋に任せるのがおすすめ

【居住者の声】

冷静に鍵を確認してみましたが、正しい鍵を使っており、回す方向もあっていました。少なくとも、鍵に問題が起きているのは間違いないと思うのですが、どうすればいいでしょうか。

【マンション管理 対応のポイント】

管理会社に連絡し、鍵屋さんを呼んでもらうのが最も確実と思われます。自分で呼んでもいいのですが、管理会社が特定の鍵屋さんに仕事を委託している可能性もありますから、指示を仰ぐのが望ましいでしょう。自分で手配するように言われたら、その通りにしてください。

なお、鍵は開かなくても壊れているとは限りません。内部に埃が詰まっていたり、潤滑剤が減って回りにくくなっていたりするケースもあるからです。ご近所さんの手を借りられるなら、掃除機を使って埃を吸い出してみてもいいでしょう。

絶対にやってはいけないのは、鍵用の潤滑剤の代わりに食用油を注入したり、爪楊枝や針金で埃を取り出そうとしたりすることです。鍵穴のつまりや破損につながり、かえって修理費が高くなるおそれがあります。本格的な修理は鍵屋さんに任せましょう。

鍵が開かない時の対応3:普段からのメンテナンスが大切

【居住者の声】

管理会社に鍵屋さんを呼んでもらい、何とか鍵を開けてもらいました。どうやら埃が詰まって回りにくくなっていたようです。また同じようなことがあると困るので、鍵が開けられなくなる原因や、トラブルを防ぐ方法を教えてください。

【マンション管理 対応のポイント】

鍵が開けられなくなる原因としては、主に以下のようなものが考えられます。

 

  • 鍵穴に埃やゴミが詰まっている
  • 潤滑剤が不足して回りにくくなっている
  • 鍵本体が劣化して回りにくくなっている
  • キーが変形している

 

トラブルを防ぐには、やはり定期的なメンテナンスが1番です。掃除機やエアダスターを使って埃を吸いだし、市販の潤滑剤を正しい方法で注入してあげましょう。ただ、鍵の劣化は完全に防ぐことはできず、環境によっては10年持たないこともあります。時々鍵屋さんを呼んで、点検してもらうのがおすすめです。

まとめ:万が一鍵が開けられない時の対処法を覚えておこう

家に入れないというのは、生活ができなくなるのに等しい事態です。夜遅くに帰宅した時に鍵が開けられなければ、パニックになってしまう方もいるでしょう。いざという時のために対処法を覚えておくとともに、普段から鍵のメンテナンスに目を向けてください。